尾道で生まれ、尾道の文化・風土の中で育ってきました。祖母が営むお好み焼き屋の家庭に育ち、幼少の頃よりその味に慣れ親しんできました。まさにお好み焼き一家の血を受け継いできました。
その祖母の味、技法を受け継ぐとともに、自分が思う「本当に美味しい」と思える味を追求してきました。
それは、祖母の味や技法を守りながら、自分自身がお客様に「美味しい」と思っていただけるお好み焼きを提供したいという想いからでした。

私が生まれる前に祖母が現在の新尾道駅近くでお好み焼きを開業。母も手伝っていたので、学校からお店に帰り、閉店を待って母と帰宅する。子供の頃からお好み焼き屋は私にとって日常でした。お好み焼きはもちろん、豪快な祖母が稀に鉄板でお肉や海産物を焼いてくれる鉄板焼きも大好きでしたね。そういった楽しい思い出をお店に詰め込めればと思います。
『毎日食べられるお好み焼きを提供する』が当店の基本姿勢です。
食材は安全第一、美味しい物より安全な物を優先します。食材に対して、命を頂いている事を自覚し、大切に調理します。子供から年配のお客様まで、全てのお客様に一時の楽しみを提供できればと考えています。